手袋の粉つきと粉なしって何?
ニトリル手袋、天然ラテックス手袋、プラスチック(PVC)手袋に記載されている「粉つき」、「粉なし」についてご紹介します。
粉つき
粉つき手袋着用時のイメージ図
表記の仕方
...粉あり、粉つき など
手袋の製造工程で、コーンスターチ(トウモロコシを原料とするでん粉)を表面処理することにより、 手袋の着脱が滑らかに行えます。ただし、使用する方の体質によっては粉による手荒れ(アレルギー)を起こす可能性があります。
粉なし
粉なし手袋着用時のイメージ図
表記の仕方
...粉なし、パウダーフリー、PF など
製造工程で、コンスターチなどの粉で表面処理せず、塩素処理やポリマーコーティングなどの表面処理・加工を行った手袋です。粉を使用しないので、 アレルギーになる心配がありません。
※塩素処理※
塩素処理を行うことで、薄い塩化ゴムの層ができるためゴムの粘着を防止する効果があります。
ニトリル手袋や天然ゴムラテックス手袋での表面処理・加工になります。
※ポリマーコーティング※
高分子の樹脂で処理することでポリマー層ができ、濡れた手でも着脱がしやすくなります。主にアクリルコーティング、PU(ポリウレタン)コーティングがあります。
ニトリル手袋、ラテックス手袋、プラスチック(PVC)手袋の表面処理・加工になります。